今日は、西表島での一番の目的である、秘境「奥西表」を巡るツアーに参加! 本当はタイムスケジュールに追われない少人数のカヤックツアーで行きたかったが、あいにく私以外に希望者がなくて今回は断念する。
 西表島の北西部、車道の終点:白浜港より「ちむどんどん号」で出港。 この船は底の形状が平らで、マングローブ域など水深の浅い所へも入ってゆけるようになっている。
 最初の上陸地、今は無人島の「内離(うちばなり)島」 明治から昭和にかけて圧制労働が行われた炭鉱の島であり、そしてまた戦争時は旧日本軍の基地であった所である。 ジャングルに覆われたとても小さな島で、平地は少ない。 こんな島に1,800人もの人間が住んでいたなんて、とても信じられないのだが...
 島へ上陸。 徒歩で炭鉱時代の残骸を辿る。 途中、当時 石炭を運んだトロッコ跡などが残っていた。
 「坑夫たちの共同風呂」跡。 水しか出なかったそうで、いくら南国とは言え真冬はさぞ辛かったろう。
 「飲料水タンク」跡。
 炭坑口。 島内には、これ以外にも沢山の坑口があるらしい。
 石炭の欠片。 当時掘り出されたものが未だ無数に落ちていた。
 船浮集落の資料館には、当時の過酷な歴史が記述されている。
 船浮集落へ上陸。 港の脇に、貴重な「黒真珠」を養殖する網かごが積まれている。
 ガイドのオジーが、港の波打ち際にタコを見つけた。 すかさず捕まえ、シメる。 「晩のオカズになるサー」
 昼食。 船浮で獲れた食材をふんだんに使った昔風ごはん。 物資の乏しい時代、器や箸などには「竹」が多く使われたという。
 昼食後、イダの浜へ。 オジーが奏でる三線に合わせ、ツアー客皆で踊る。 「ハッ・イヤ・イヤ・サッサ〜!」 さすがにシラフでは気恥ずかしく(汗)泡盛でも入れたいところだった。
 道すがらオジーが椰子の幹の繊維をおもむろに剥ぐと、その場でみるみる間に縄を編んで見せてくれた。 すべてのモノを自然から得ていた、伝承の知恵である。
 道すがら、オジーが「島らっきょ」を摘んだ。 内地の「ノビル」を思い出す。
 太平洋戦争中、日本軍が特攻艇を格納していたという場所。
以下はその特攻艇の写真である。
 日本の敗戦色が濃くなっていた頃、資材は底をつき、この特攻艇はなんとベニア板で作られたという。
マングローブ地帯へ突入し、低速でクルーズ。
 遊園地のジャングルクルーズではない(笑)モノホンなのである。  マングローブの最奥にある「水落の滝」 陸路では行くことのできない場所らしい。
 マングローブに生息する「大しじみ」....でかっ! 殻の大きさはオトナの掌ほどもあるが、中身はとても小さいらしい。
その他、マングローブには、水面を飛び跳ねて移動する奇妙なハゼ 「トントンミー」など、珍しい動植物の宝庫である。  このようなマングローブ地帯でも、かのイリオモテヤマネコが見られることがあるらしい。イリオモテヤマネコは普通のネコと違い、水を恐れず泳ぎも達者なのだとか。
〜以上、奥西表ツアー記 終了〜
 夜、上原港近くの「新八食堂」で夕食兼一人飲み。
 島タコの刺身を、シークワーサーの絞り汁、ワサビ醤油、島トウガラシ醤油の3種の味で楽しみつつ、オリオン生をぐいっと! 今日は充実した1日であったなぁ。。。
 シメは野菜ソーキそば 満腹満足サー
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