| 以前、この界隈で乗ったタクシーの運転手から、逗子にゲイバーがあると聞いていた。その話によると、その店のマスター...もといママは、普通に(オトコ親として)子供を育て上げ、脱サラして、この逗子でゲイバーを始めたのだという。 本日、都内から友人のタケヤスさんとスズキミツトくんが来訪。 夜、よく行くバハナズバーでおなじみChiyoTiaのライブを見ながらしこたま飲んだ後、花見帰りのアヤヤも合流。皆で、酔った勢いでその噂のゲイバーに潜入してみた。 逗子商店街の外れにある、うらさびれた雑居ビル。 かつては沢山の飲み屋が入っていたようだが、現在はここで営業しているお店はわずかなよう。そこに、ゲイバー「ケメ子」はあった。 ドアを開けると、小さなカウンターの中、黒い帽子に黒縁眼鏡、黒のホットパンツに黒の網タイツの人がいた。それがママだった。う〜ん、噂にたがわぬ濃さ(笑)。 「ケメ子」ママは、カウンターに陣取った酔っ払いの僕らに紳士的(?)に応対してくれた。なんだかあまり覚えてないけど、いろんな話をした。 私は10数年前、新宿2丁目によく遊びに行っていた時期があった(そちらの気はありませんが)。彼らの...いや彼女らの、人知れない辛酸をなめてきた人間性とサービス精神がとても愉快で優しくて、つまらないプライドや常識、組織なんてものに縛られがちな僕ら凡人の精神を開放させてくれる。 潮風香る爽やかでハイソな土地、逗子/葉山。そんな「湘南スタイル」的イメージには括れない、なんともアングラな夜が更けてゆく。 毛目子、という店名も素敵です(笑) |