与那国島には島を一周する幹線道路があって、1日目は原チャリ、2日目は車を借りて、島内をくまなく周ってみました。
 車やバイクの行く手を阻む、与那国馬や牛。 のんびりしていて、なかなか退いてくれない。 道路にはたくさんの落し物が...
 これは「テキサスゲート」といって、放牧された馬や牛をこれによって隔てているらしい。幹線道路に何箇所かあるのだが、私は最初これに気付かず、原チャリで走ったまま突っ込み、危うくコケそうになる。
 年に数度、晴れ渡る日には台湾が望めるという。
 与那国島は周囲を断崖絶壁で覆われていて、砂浜のビーチは少ない。 中央に突き出た突起物(「立神岩」という)は、なんとも男性的な印象(笑)
 巨大な風力発電の風車が2機あるが、そのうち1機がこの9月の台風で無惨にも折れてしまっていた。 風速60m...想像を絶する自然の猛威に驚愕!
 かつて八重山や宮古には、何百年にも渡って「人頭税(にんとうぜい)」という,とてつもない過酷な税徴収の制度があった。そんな困窮の世、200年ほど昔、やむなく'人減らし'が行われた時代があったという。 ここに村の妊婦が集められ、この幅3〜5mもある岩の裂け目を飛ばさせた。妊婦達は必死の思いで飛んだが、多くは流産したり転落死したらしい。そんなどうにも悲しく残酷な歴史の地を見る。合掌。
 与那国民族資料館にて。 島育ちだというオバァが、昔の民具や生活について、ひとつひとつ説明してくれた。かつて台湾との交流が盛んだった時代や戦時中の話など、とても興味深く聞く。(島旅から帰った後、ネットを見ていたら、このオバァは与那国の方言をまとめた辞典を作った方なのだそう。いつまでもお元気で伝統文化を語り継いでほしいものです)
 数少ないスーパー。島唯一の信号の脇にある。 観光地的なお土産物屋より、島民の生活感あふれるこんな商店を覗くのがおもしろかったりする。内地で買うと高い泡盛の銘酒も、手軽な値段で買える。
 川沿いにある、島唯一の飲み屋街!? かつては倉庫だったという建物が4つに仕切られ、バーやスナック、民謡酒場になっている。孤島の一人旅の夜は人恋しく、かつてネェネェだった島のオバァを相手のお酒もまた一興だ(笑)。 酒場での島人(シマンチュ)同士の会話は、まるで外国語を聞くよう。
 島の集落内、35年程前まであった唯一の「映画館」跡。 その後、一時はダンスホールに変わり、今は民家になっているらしい。その佇まいに郷愁を感じずにはいられない。 |