初日の宿は、本部(もとぶ)半島の今帰仁(なきじん)村、ゲストハウス'結家'(むすびや) http://musubiya2008.web.fc2.com/

素晴らしいロケーション、オフシーズンだというのに宿泊している人が結構いた。 宿泊客の年齢層は若め。  宿の前に広がる海も素晴らしい。 この時はシュノーケルできなかったのが残念。
 ウミンチュが営む、居酒屋'海の幸' 静かな集落内、ひっそり営業している。
旅友Nの推薦もあり、前夜一人で行ったのだが... 
旅の客は私だけ。かなり酔っている地元のオジーが盛んに話しかけてくれるのだが、生粋のウチナー口(沖縄訛り)で、何を言ってるかほとんど理解不能。 曖昧な笑みと相槌で対応する私... 見かねた女将さんが言った。 「ウジー(おじい)、日本語しゃべらんと、わっからんさー」
 沖縄の郊外や離島に多い共同売店。 何故かとてもソソられるのだ。 車を走らせていても、道すがらこんな店があると思わず停めてしまう。
ごくシンプルな生活必需品だけで品数は少ないけど、全国統一化されたコンビニ・チェーン店には無い土地の味がある。  店先に繋がれた犬と遊んでいたら、オバーがじっとこちらを見ていた。
本部半島に備瀬(びせ)という地区がある。 ここは300年の歴史があるという福木(フクギ)に囲まれた集落。  集落内、こんな並木道が縦横無尽に伸びている。 歩いているだけでキモチよい。
 どっち行こう... わざと迷子になってみる。


所々いろんな看板があったり、  ちょっと洒落た店とか、
 こんな古民家の宿があったりする。
 備瀬集落の小さな共同売店。 なぜかラスタカラーっぽい(笑)
歩き続けて喉が渇いたので、飲み物を買おうと中に入った。 優しそうなオバーがゆったりと応対してくれた。
 集落に沿って、穏やかな海が広がっている。
 養殖してるのはアーサ...かな。 そういえば黒田アーサーっていたな。
 木の下に置かれた縁台。
きっと地元の人々の'ゆんたく場'なのだろう。 日が沈む頃、酒盛りが始まって、興が遊めば三線弾いて... 例えば六本木あたりの高層ビルのBarで飲むどんな高級酒よりも、ここで飲む泡盛の方が旨そうじゃないか。
 備瀬の岬の先端には小さな島があって、その間の海峡は潮の流れが速く、絶好のシュノーケルポイントになっている。
さっそくシュノーケルセットを着けて、色とりどりの亜熱帯の魚達としばし戯れる。 巨大なヤガラなんかも沢山いて時を忘れた。  これは水中カメラ等で撮った画像ではなく、iPhone4sによるものです。
夕方、集落内で地元のおじさんに話かけられた。 二言三言、言葉を交わして、旅の者だと伝えると、なんと目の前にあるご自宅へ招きいれてくれた。 ここで海ぶどうを養殖しているのだと言う。  おじさんが、やにわに水中から海ぶどうをドサッと取り出し、勧めてくれた。
この方は貝のコレクターでもあるらしく、膨大な量の貝の(私設)博物館のような部屋もあった。  珍しい貝の説明を楽しくしていただきました。 ありがとうございました!
備瀬で泊まった宿はここ「民宿 岬」 http://www.minshuku-misaki.com/index.html この時はシーズンオフで宿泊客は少なかったけど、料理が大変美味しく、とても清潔な宿でした。  夜、民宿の庭先にある床机(しょうぎ)にあぐらをかいて、泡盛のサンピン茶割り。 途中、この集落で生まれ育ったという宿のオーナー夫妻も加わって、思いがけず楽しい宴となった。 お世話になりました!また必ず来ます。
宴の途中、僕らの話す声以外に聴こえてくるのは、ヤモリと虫の声音、そして遠い潮騒だけ...時折、フクギを揺らす風が心地よい。 この集落は豊かな珊瑚礁によって、そしてこの福木の森によって、幾度もの自然災害からずっと守られ続けてきたのだろう。
あくる日、今帰仁の城跡を見学。
  万里の長城のような、雄大な景色。
 これは、城門にある、敵を監視する覗き窓。

遠い遠い古琉球時代へと想いを馳せる。 時代と共に人の世は変われども、この空と海の色はきっと変わっていないはず。
10月後半だと言うのに、煩いほどのセミの声がする。 これは、内地では見られない南西諸島固有のセミで、オオシマゼミというらしい。 
人類発祥の地であるという伝説の、古宇利(こうり)島へ渡ってみた。 本部半島から屋我地島(やがじしま)を経由する橋で繋がっていて、車で行けるのだ。 

 古宇利島で人気のカフェ「YOSHIKA」にいた、超可愛いポニー
「YOSHIKA」 http://koijima.com/yoshika.html 古宇利(こうり)島以外にも、本部半島周辺には橋で繋がっている島や、渡船でゆく島が数多くある。いつか制覇したいものだ。
さて今回、この本部半島に来た目的のひとつ... あの3/11の震災後、ここ本部町に家族で移住したノダチンファミリーを訪ねること。 ノダチンは奥さんのヤヨブーさんと共に'うんちゃか'というユニットで活動する他、PUSHIM、MOOMIN、またleccaと言った数々のレゲエアーティストを手掛けるギタリスト/サウンドプロデューサーである。また、昨年夏までの葉山盆踊りバンドの中心人物でもあった。 Studio Bongo Mangoでも本当に多くのレコーディングをしてくれました。 カーナビを頼りに、事前に聞いていた住所を訪ねた。 そこは備瀬(びせ)にも程近い、畑の広がるとても静かな新里(しんざと)という集落。  ノダチン、相変わらず元気そうでした!
 ノダチン宅の前、家族みんなでお見送りしてくれた。
ありがとう。また是非寄らせてね〜 |